これからブルーグラス・バンジョーを始めようという人のために

1バンジョーの購入
 ブルーグラスで使用する5弦バンジョーは、直接楽器店で購入する方法、インターネット通販を利用する方法、またインターネット・オークションを利用する方法があります。それ以外に、すでに持っている人から譲ってもらうという方法もあります。これらのどの方法をとるにしても、バンジョーのついての知識を持っておいたほうがよいでしょう。
 インターネット上には、このホームページも含め、バンジョーに関するホームページが多くあります。「バンジョー」というキーワードを検索エンジンにかけるとそれらはすぐに見つかり、そのほとんどが信頼のおける情報を載せています。しかし、それらの情報を実際に判断することは決して容易なことではありません。そのために、ブルーグラス・バンジョーに非常に詳しい楽器店、たとえば「くらま楽器店(滋賀)」、「アコースティック・ハーモニー(神戸)」、「オン・ザ・ボーダー(東京)」などのホームページから、電話やメールで直接尋ねるというのも手だと思います。ただ多くの地方都市には、ブルーグラス・バンジョーに詳しい楽器店はほとんどありません。そこで、毎年様々なところで開かれている、ブルーグラス・フェスティバルに参加することが一番早道でしょう。それらの催しには、 ブルーグラス・バンジョーに詳しい楽器店の人、ビルダー、ブルーグラス・バンジョーの達人が集まってきています。勇気を出して、その人達に声をかけることが、バンジョーを購入することだけでなく、上達への早道でもあります。
 現在、ブルーグラス・フェスティバルだけでなく、ジャム会と称される催しも各地で行われています。それはブルーグラス・フェスティバルよりも、もっと敷居が低いです。参加費は大概1000円程度か、ライブハウスなどで行われている場合はプラス飲食代でしょう。そういった催しでは、気軽に楽器に触らせてくれ、教えてくれ、楽しませてもらえる雰囲気に満ちていると思います。またジャム会を主催している人達は、これから始める人を心待ちにしています。
 まずは、連絡を取り参加してみることが一番です。

2教則本・ビデオ・DVD
 多くの教則本が出ていますが、「Earl Scruggs and the 5-string banjo」を持っていないバンジョー・プレイヤーはいないでしょう。
 日本人プレイヤーの教則本もあります。有名なのは原さとし氏、有田純弘氏が出されたものでしょうか。いまも発売されているかどうかわかりませんが、BOMサービスなどに問い合わせをすることをお勧めします。

3弾けるようになるために

 自学自習するならば、他の多くの楽器と同様、何度も繰り帰し基本的な練習を続けること以外に弾けるようになる方法はありません。「Earl Scruggs and the 5-string banjo」は基本練習からすべて載っている素晴らしい教則本です。私自身この教則本でバンジョーを学びました。
 もう一つはバンジョー教室に通うことです。楽器店が開いているものや吉崎ひろし氏(大阪)のようなプロミュージシャンが開いているもの、バンジョーの達人が個人的に開いているものなどいろいろあります。

4練習の仕方
 基本的な練習を繰り返す以外にないでしょう。そして、ブルーグラスのCDを聴くことでしょう。さらに一緒に弾いてくれる友人。

5コピーについて
 このホームページにも上げていますが、CDから耳コピーをすることは、とてもよい練習になると思います。速度を遅らせて1音1音採っていくと、今まで気がつかなかった音の並びやタイミングなどに気付くことも多いですし、コピーが終わった時には、そのプレイヤーのフレイバーまで身についているということもあります。
 ぜひ挑戦してみてください。


 すべてに共通してお勧めしたいのは、ブルーグラス・フェスティバル、ジャム会、ライブ、コンサートなどに参加することです。かならず、疑問に答えてくれる誰かに出会うことができます。
わたしの関わっているブルーグラスの催し

美星ブルーグラスミーティング

岡山ブルーグラスJAM会



ブルーグラスのポータルサイト

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