ブルーグラス(Bluegrass) ブルーグラスは音楽の1ジャンルです。日本ではカントリーやウェスタンという言葉で語られる音楽に入りますが、ブルーグラスは楽器編成に特徴があります。バンジョー(banjo)、ギター(guitar)、フラット・マンドリン(flat・mandolin)、フィドル(ヴァイオリン)(fiddle)、ドブロ(dobro)、ベース(bass)といった楽器を用いて演奏され、そのほとんが電気を通さないものです。曲はスコットランドやアイルランドからアメリカに移民してきた人たちがアメリカ南部に移植し、その生活の中で継承してきたものをルーツしています。 1930年代にビル・モンロー(Bill Monroe)という人がマンドリン、その兄チャーリー・モンロー(Carlie Monroe)がギターを持ってモンロー・ブラザースというデュオを結成し、ラジオで活躍します。その後モンロー・ブラザースを解散して、ビル・モンローはブルーグラス・ボーイズというバンドを結成します。 1945年に、当時21歳であったアール・スクラッグス(写真)という革新的なバンジョー奏者が加入し、今日のブルーグラスの原型が完成します。 その時のメンバーはビル・モンロー(マンドリン)、レスター・フラット(ギター)(Lester Flatt)、アール・スクラッグス(バンジョー)(Earl Scruggs)、チャビー・ワイズ(フィドル)(Cabby Wise)、ハワード・ワッツ(ベース)(Haward Wattz)でした。 そうして彼等の演奏する音楽がブルーグラスと呼ばれるようになっていきます。 日本でもブルーグラス愛好家はたくさんいます。 毎年全国各地にブルーグラスのサークルがあり、ブルーグラスのイベントなども開かれ、たくさんのバンドが演奏を楽しんでいます。。 ブルーグラス・バンジョーについて ブルーグラスで用いられるのは5弦バンジョーです。右手の親指と人差し指、中指にそれぞれピックをはめて弾きます。人差し指と中指には金属製のものを用います。 ブルーグラス・バンジョーの典型的な演奏はアール・スクラッグスのFoggy Mountain Banjo/Foggy Mountain Jamboreeやマーキュリー盤などで聴くことができます。 バンジョーはいくつかの部品が組み合わさって出来ています。またそれらがネジ等で締め付けられることで組まれている部分もあります。バンジョーの音は、それらの部品の材質や形状、またその締め具合で変化します。これらの部品の組み付け具合を調整することをセットアップと言います。 こうしたことから、バンジョーは部品とその組み合わせ具合が、演奏する上で、とても重要な楽器だと言えます。 1)バンジョー・パーツの説明 *バンジョー本体・・・バンジョー各部分の名称説明 *バンジョーの各部分 ・ペグヘッド・・・バンジョーの弦巻きのところの説明。インレイなど。 ・ネック・・・バンジョーの棹部分の説明。材質やインレイなど。 ・ポット・・・バンジョーの下部分の説明。パーツのことなど。 ・リゾネーター・・・バンジョーの裏蓋。インレイなど *バンジョーの各部品のさらに詳しい説明 ・チューニング・ペグ・・・バンジョー・ペグのメーカーやチューナー奏法についてなど ・フランジ・・・ポットの断面図やバンジョー・フランジの材質など ・ウッドリム・・・ウッドリムの形状や入手方法など 2)バンジョー・プレイヤーの紹介(タブ有) ・DON RENO ・J.D.CROWE(20曲) ・SONNY OSBORNE(43曲) ・GREG CAHILL(32曲) ・CHARLIE CUSHMAN(10曲) DENNIS CAPLINGER(5曲) 3)バンジョー奏法についての説明 ・これからブルーグラス・バンジョーを始めようと思っている方に ・バンジョー・タブ 4)ブルーグラス・バンジョーのCD ブルーグラス・バンジョーを聴くことの出来るCDは多くあります。そのいくつかについて紹介しましょう。 5)バンジョーのセットアップ(調整) ・バンジョーはいろんなところがいじれます。 |
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このホームページはブルーグラス・バンジョーに興味をもたれた方やバンジョーを弾き始めたばかりの方が、とりあえず取っ掛かりにできうるよう、ブルーグラス・バンジョーについての網羅的な説明を目的として作っております。
まだまだまったく未完成の状態なのですが、今後の予定では、 1)バンジョー・パーツの説明、2)バンジョー・プレイヤーの紹介、3)バンジョー奏法についての説明を載せて行くつもりです。
なかなか更新がすすまないかもしれませんが、どうか気長にお付き合いいただければと思っております。