リゾネーター

この写真で金色の金属部品の下にある木製の輪部分がリゾネーターです。
リゾネーターはお盆のような形をしており、金属部品であるフランジにネジ止めされています。
この写真でもそのネジが写真中央やや下あたりにはっきり見えます。この部品はバンジョーの音を前に撥ね返す反射板の役割をしています。
材質は、バンジョー・ネックと同様にメイプルやウォルナット、マホガニーがよく用いられます。またバインディングと呼ばれる縁取り装飾が施されています。
Gill MfgのホームページにはModern Construction ResonatorsとPre-War Construction Resonatorsの違いが詳しく載っています。リゾネーターは音への影響も大きく、取り替えるだけで音の変化がすぐわかります。ネックやトーンリングの交換に比べるとリゾネーターはネジ止めになっているだけなので、簡単に交換ができるので、音の変化を楽しむ上でとても有効なパーツでしょう。
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